和歌山けやき大通りイルミネーション実行委員会と和歌山市が「和歌山市 光で彩る観光振興に関する連携協定」を締結

2024年度の経済効果2.1億円のKEYAKI LIGHT PARADE を起点に
和歌山市の観光コンテンツの充実とナイトタイムエコノミーの推進

和歌山けやき大通りイルミネーション実行委員会(実行委員長:古澤良祐)は、和歌山市(市長:尾花正啓)と緊密な連携を図り、光の力を活用した持続可能な観光振興を共に推進していくことを目的として、2025年7月4日(金)に連携協定を締結し、調印式を執り行いました。

本協定は、両者が連携し、和歌山市における持続可能な観光まちづくりを推進することを目的としています。2024年度においては、イルミネーションイベント「KEYAKI LIGHT PARADE by FeStA LuCe」が約2.1億円の経済効果を創出しました。本イベントを核とした地域観光資源の活用や、ナイトタイムエコノミーのさらなる発展を通じて、地域の魅力向上と賑わいの創出を目指してまいります。

協定内容

(1)地域観光資源を活用した観光コンテンツの充実に関すること。
(2)ナイトタイムエコノミーの推進に関すること。
(3)観光客誘致のための受入体制整備に関すること。
(4)国内外への魅力発信に関すること。
(5)和歌山城の更なる魅力の向上、活用等に関すること。
(6)その他、協定の目的達成に資すること。

けやきライトパレード2025開催予定

実施期間:2025.11.23(日)~2026.2.28(土)/98 日間
2025年度の開催内容については、後日改めてご案内いたします。

けやきライトパレード2024による経済波及効果調査

けやきライトパレード2024における経済波及効果の調査を、和歌山大学経済学部足立研究室のご協力のもと実施いたしました。その結果、イベント全体による経済波及効果は約2.1億円にのぼり、経済波及効果倍率は1.48倍という結果が得られました。

(けやきライトパレード2024開催概要)
実施期間:2024.11.23(土)~2025.2.28(金)/98 日間
実施時間:17時~23時
実施区間:JR和歌山駅から和歌山城までの延長2kmの街路樹
使用球数:樹木 351 本 約100 万球イルミネーション

街を盛り上げる様々な取り組み

KEYAKI LIGHT PARADEを軸として、サポートパートナーや協力企業・団体の取組やイベントを通じてけやき通りエリアが一体となり、にぎわいを創出しました。「けやき通り周辺飲食店100店舗応援プロジェクト」では地元飲食店と連携した企画や特典が実施されました。これにより来訪者がイルミネーションを楽しみながら地域店舗に足を運ぶきっかけが創出され、「けやきスタンプパレード」地域内の回遊性が高まりました。家族連れや観光客が街を歩きながら新たな発見を楽しむ機会となりました。さらに、「2024けやきライトパレード研修プログラム『Light UP!が変えるナイトタイムエコノミー』」が開催され、ナイトタイムエコノミーに関する実践的な学びの場が提供されました。
加えて、点灯式やイルミネーションと連動して、JR和歌山駅前ナイトマーケットや城前広場マルシェ、みその商店街や市堀川での夜市など、多彩なイベントが開催され、各所で個性あふれる夜の賑わいが生まれました。
また、「和歌山市自動運転バス実証運行とのコラボ走行」や「KEYAKI LIGHT PARADE RUN」「LIGHT CYCLE PARADE」など、光と乗り物・スポーツを組み合わせた新たな体験も提供されました。そのほか、ナイトマルシェや大学とのポスター展示、地域清掃活動「Light Clean Up!」、ナイトウォークや自動運転バスとのコラボなど、地域や企業・団体と連携した多様な取組が展開されました。また、「けやきライトパレードフォトコンテスト2024」も行われ、SNSを通じた魅力発信にもつながりました。
こうした取組を通じて、市民と来訪者がともに光で街を盛り上げる機運が高まり、和歌山けやき大通りは“光のまちづくり”の新たなモデルとして注目を集めました。