
和歌山けやき大通りイルミネーション実行委員会は、2023年10月26日(木)に「ウォーカブルなまちづくり研修 with KEYAKI Light Parade 第3回:アイデア創発ワークショップ(2)」を実施しました。
前回の第2回に引き続き、今回も価値創出ワークショップを行い、10社、総勢35名の方にご参加いただき、これまでの研修の成果について発表いただきました。
ウォーカブルなまちづくり研修について
現在、人口減少や少子高齢化が進み、商店街のシャッター街化などによる地域の活力の低下が懸念される中、都市の魅力を向上させ、まちなかににぎわいを創出することが、多くの都市に共通して求められています。
そこで国交省が「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりを掲げ、ウォーカブル推進施策を実行するとともに、全国160団体・自治体が「ウォーカブル推進都市」に賛同し政策の実行を推進しており、和歌山市もそのモデル都市の一つに選定されています。
本研修では、11月〜2月にかけて予定されているけやき大通りイルミネーション「けやき LIGHT PARADE」を活用し、イルミネーションがウォーカブルなまちづくりを牽引し、周辺地域の課題解決や魅力創出にどのように寄与できるかその具体案を検討します。
けやきライトパレードの仕掛け人・古澤の挨拶
けやきライトパレードの仕掛け人で株式会社タカショーデジテック代表取締役古澤による挨拶から本研修がスタートしました。

キーノートスピーチ:「日常見え方が変わる古民家活用の町やど」テーマにトーク

キーノートスピーチとして、けやきライトパレードアドバイザーで株式会社つぎと代表取締役の内田一平氏より「日常見え方が変わる古民家活用の町やど」についてお話しいただきました。
価値創出ワークショップ2

その後、カードゲーム「かけアイ」を用いて、カードのお題に沿ったビジネスアイデアを創出するワークショップを前回に引き続き実施しました。


付箋等を活用しながら、意見交換を行いました。
街中再生に向けた仕組みについて

和歌山市都市再生課様より和歌山市駅前地区を例に、市街地都市開発について「ウォーカブルの価値」と共にお話しいただきました。
事業プランのまとめ・発表

2回に渡って行った価値創出ワークショップの成果として、ウォーカブルなまちを実現するための事業プランについて、各グループごとに発表を行いました。
約1ヶ月間、計3回のウォーカブルなまちづくり研修を通じて、けやき大通りイルミネーション「KEYAKI LIGHT PARADE」を活用し、イルミネーションがウォーカブルなまちづくりをいかに牽引できるかについて話し合ってきました。
まちなかににぎわいを創出していくために、本研修の成果をまちづくりに還元して参ります。
■ウォーカブルなまちづくり研修「第1回」「第2回」の詳細はこちら
・第1回
https://keyaki-light-parade.jp/news/78/
・第2回
https://keyaki-light-parade.jp/news/120/
■ウォーカブルなまちづくり研修についての詳細はこちら